白あん
きび砂糖で作る白あん。普通の砂糖で作ることもできます。
きび砂糖で白あんを作ると茶色くなってしまいますが、塩を加えて甘みを引き立て、砂糖を控えめにすればいくらか色をおさえることができます。
色を気にしない場合や、普通の砂糖で作る場合は、塩を加えず砂糖を多めにしましょう。
材料
約480g分
乾燥白いんげん豆(手亡豆) | 200g |
きび砂糖(またはお好みの砂糖)※ | 130g(170g) |
塩(砂糖170gの場合は不要) | 0.5g |
ふつうの砂糖で作る場合や、茶色くなっても良い場合は砂糖を170gにしてください
この豆でも作れます
白花豆 大福豆
作り方
準備
豆を洗って3倍くらいの水に6~8時間以上浸け、2倍程の大きさにふっくら膨れるまで戻す。
気温が低いほど戻すのに時間がかかります。
豆を煮る
豆を戻し汁ごと圧力鍋に入れて沸騰させる。1~2分茹でたらざるに上げ、流水で洗って表面のアクを洗い流す。
この時は圧力はかけません
豆を圧力鍋に移し、豆の1~1.5cm上くらいまで水を注いで付属の落しぶたをする。
ふたをして圧力調整おもりを高圧(80kPa)に合わせて火にかけ、圧力がかかったら弱火で7分加熱して火を止める。
白花豆など大粒の豆を使う場合は加熱時間をのばしてください。
普通の鍋で煮る場合は、沸騰後弱火で1時間前後、豆がしっかり軟らかくなるまで煮てください。落しぶたは不要です。
自然に圧力が下がったらふたを開け、ざるにあけて水気を切る。
裏ごしして水にさらす
ボウルにこし器を乗せ、豆を裏ごしする。量が減るとこしづらくなってくるので、時々水を回しかけて軟らかくする。
ポイント
水は後で取り除くので、水浸しになるほどたっぷりかけてOK!
裏ごしした豆にたっぷりの水を加えてよくかき混ぜ、しばらく置いて豆の粒が沈殿するのを待つ。
ボウルが小さかった場合は大きいボウルに移すか2つに分けてください。
豆の粒が沈殿したら、ボウルをそっとかたむけて上澄みを捨てる。
再び水をたっぷり加えてよくかき混ぜ、6~7の作業をあと2~3回、上澄みのにごりが弱くなるまでくり返す。
ポイント
上澄みが透き通るほどすっきりしたあんこに仕上がります。好みに合わせて回数を加減してください。
布巾を広げたざるに豆をあけて水気を切る。
布巾で豆をくるみ、体重をかけてボウル等に押しつけてしっかり水気を絞る。
豆の吹き出しに注意
すき間から豆が吹き出さないように、布巾の口は手でしっかりおさえましょう。
あんこを練る
鍋にきび砂糖と水適量を入れて沸騰させ、ヘラでかき混ぜて砂糖を溶かす。
水気をしぼった豆の1/2を加えて混ぜ、溶けたら残り1/2を加えて混ぜる。
しばらくかき混ぜながら加熱し、水分を飛ばす。
あんこがはねるので、軍手や手袋をすると安全です。
ヘラですくって落とすとツノが立つ硬さになったら火を止め、塩を加える。
冷ます
ヘラで少量ずつすくい、間を空けてバットに並べて冷ます。
完全に冷めてから保存容器に移します。
Q&A
最初に1~2分だけ豆を茹でるのはなぜですか?
豆のクセを取り除くためです。
豆の雑味を含んだ茹で汁を捨てることで、すっきりとしたあんこに仕上がります。あえて豆の味を強くしたい場合は省略も可能です。
裏ごしした豆を水にさらして上澄みを捨てるのはなぜですか?
あんこの雑味や粘りを取り除くためです。
この作業の回数を増やすほど、すっきりとした味、さらりとした食感のあんこに仕上がります。
落としぶたをするのはなぜですか?絶対に必要ですか?
豆の煮崩れと、豆の皮などが蒸気口をふさぐのを防ぐためです。
「T-fal クリプソ アーチ」ではかならずご使用ください。その他の機種では説明書をご確認ください。
落としぶたはアルミホイルやクッキングシートで代用できますか?
このレシピでは代用できません。
アルミホイルやクッキングシートは軽くて浮き上がってしまうため、蒸気口をふさいでしまう可能性があります。
栄養成分
エネルギー | - | kcal |
たんぱく質 | - | g |
脂質 | - | g |
糖質 | - | g |
食物繊維 | - | g |
不溶性 | - | g |
水溶性 | - | g |
食塩相当量 | - | g |