全粒白あん
- 日持ち目安
- 冷蔵5~7日
- 冷凍保存:OK
100g 当たり
ミキサーを使った、裏ごしいらずの簡単白あん。
普通の白あんよりも粘りが強く、豆の味が濃いあんこに仕上がります。
圧力鍋は「T-fal」の「クリプソ アーチ」を使用しています。
圧力鍋の機種によって使用方法や圧力の強さは異なるので、他の機種を使う場合は圧力の強さに合わせて加圧時間を加減してください。
材料
約580g分
乾燥白いんげん豆(手亡豆) | 200g |
きび砂糖(またはお好みの砂糖)※ | 140g(185g) |
塩(砂糖185gの場合は不要) | ひとつまみ(0.8g) |
ふつうの砂糖で作る場合や、茶色くなっても良い場合は砂糖を185gにしてください
この豆でも作れます
白花豆 大福豆
作り方
準備
豆を洗って3倍くらいの水に6~8時間以上浸け、2倍程の大きさにふっくら膨れるまで戻す。
気温が低いほど戻すのに時間がかかります。
豆を煮る
アク抜き
豆を戻し汁ごと圧力鍋に入れて沸騰させる。1~2分茹でたらざるに上げ、流水で洗って表面のアクを洗い流す。
この時は圧力はかけません
圧力をかけて豆を煮る
豆を圧力鍋に移し、豆の1~1.5cm上くらいまで水を注いで付属の落しぶたをする。
ふたをして圧力調整おもりを高圧(80kPa)に合わせて火にかける。圧力がかかったら弱火で8分加熱して火を止める。
白花豆など大粒の豆を使う場合は加熱時間をのばしてください。
普通の鍋で煮る場合は、沸騰後弱火で1時間前後、豆がしっかり軟らかくなるまで煮てください。落しぶたは不要です。
自然に圧力が下がったらふたを開けてしばらく冷ます。
あんこを作る
ミキサーにかける
白いんげん豆の粗熱が取れたら汁ごとミキサー(またはフードプロセッサー)に入れ、皮が細かくなるまでしっかりと攪拌する。
ミキサーが回らない場合は水を足してください。
あんこを練る
鍋にミキサーにかけた豆、きび砂糖を入れて火にかけ、かき混ぜながら煮立てて水分を飛ばす。
よくはねるので、軍手や手袋をすると安全です。
ヘラですくって落とすとツノが垂れるくらいの硬さになったら火を止め、塩を加える。
ポイント
冷めると硬くなるので、完成イメージよりやわらかく練り上げましょう。
冷ます
ヘラで少量ずつすくい、間を空けてバットに並べて冷ます。完全に冷めてから保存容器に移す。
ミキサーとフードプロセッサーの違い
ミキサーの方が食材を細かく砕くことが出来るので、よりなめらかな舌触りに仕上がります。
フードプロセッサーは少し皮のざらつきが残りますが、食材の水分が少なくても均一に攪拌する事ができるので豆の煮汁が少なかった場合でも水を足す必要がありません。その分煮詰める時間も短く済みます。
Q&A
最初に1~2分だけ豆を茹でるのはなぜですか?
豆のクセを取り除くためです。
豆の雑味を含んだ茹で汁を捨てることで、すっきりとしたあんこに仕上がります。あえて豆の味を強くしたい場合は省略も可能です。
落としぶたをするのはなぜですか?絶対に必要ですか?
豆の煮崩れと、豆の皮などが蒸気口をふさぐのを防ぐためです。
「T-fal クリプソ アーチ」ではかならずご使用ください。その他の機種では説明書をご確認ください。
落としぶたはアルミホイルやクッキングシートで代用できますか?
このレシピでは代用できません。
アルミホイルやクッキングシートは軽くて浮き上がってしまうため、蒸気口をふさいでしまう可能性があります。
栄養成分
100g 当たり
エネルギー | 189 | kcal |
たんぱく質 | 7.6 | g |
脂質 | 0.9 | g |
糖質 | 36 | g |
食物繊維 | 6.7 | g |
不溶性 | 5.5 | g |
水溶性 | 1.1 | g |
食塩相当量 | 0.1 | g |