もち米で作る「桜餅」

日持ち目安
- 常温当日中~翌日まで
1個 当たり
スーパーでは取り扱っていないこともある「道明寺粉」をより身近な食材の「もち米」で代用した道明寺風の桜餅の作り方です。
道明寺粉の桜餅と比べてもちもち感は強め、つぶつぶ感は控えめ、おはぎのような食感に仕上がります。
作り方
もち米を炊く
もち米は洗い、ざるに上げて30分置く。

ポイント
もち米の炊き方は炊飯器によって異なります。下ごしらえの方法、炊飯モードなどはお手持ちの炊飯器の説明書もご確認ください。
炊飯釜にもち米を入れておこわの目盛りの1.2合まで水を注ぎ、砂糖、食用色素を加えて混ぜ合わせる。


ポイント
もち米を少し多めに水加減することで、冷めた時に硬くなって丁度良い食感に仕上がります。
おこわ用のモードで炊飯する。

桜の葉の準備
桜の葉は袋の表示に従って塩抜きし、キッチンペーパーで水気を拭きとる。軸が長い場合はさみで切る。

あんこの準備
鍋にこしあんと水適量(分量外)を入れて火にかけ、焦げないようにヘラでかき混ぜながら水分を飛ばす。

ポイント
ヘラですくって落とすとしっかりツノが立つ固さになったら火を止め、お皿やバットに取り出して冷ます。

ポイント
あんこは冷めると少し硬くなるので、完成イメージよりやや硬めに練り上げましょう。
あんこが冷めたら17gのあん玉を10個作る。
もち米が炊き上がったら米を潰すように意識しながら、少し粘りが出るまでよくかき混ぜる。
潰し加減はお好みで。粒をしっかり残したい場合は軽く混ぜるだけでOKです。

ポイント
いつものご飯よりもしっかりめにかき混ぜましょう。よく混ぜてあえて米の粒を潰すことで、道明寺粉の粒の細かさを再現しています。
手を濡らしながら餅生地を10等分する(1個当たり約34g)。

餅生地を手のひらにのせて平らにのばし、上にあんこをのせる。

片方の手であんこを軽く押し込みながら、もう片方の手で餅をあんこに添わせて、餅であんこを包み込む。

指でつまんでしっかり口を閉じ、両手で転がして俵型に形を整える。

桜の葉の脈が出っ張っている方を表にして、餅に巻きつける。

おいしい桜の葉の選び方
桜の葉をお餅と一緒に食べる場合は、やわらかくて食べやすいものを選ぶようにしましょう。
やわらかい桜の葉は「小さめ」で「薄い」のが特徴。大きくて分厚いものは食感が硬くて口の中に残りやすいのでなるべく避けるようにしましょう。
当サイトのおすすめは「KALDI」などで売られている「パイオニア企画」の「国産さくらの葉(塩漬け)」です。こちらの桜の葉はやわらかくて食べやすい上に小振りで形も良く、味も見た目も良い桜餅に仕上がります。
栄養成分
1個 当たり
エネルギー | 103 | kcal |
たんぱく質 | 2 | g |
脂質 | 0.3 | g |
糖質 | 23.4 | g |
食物繊維 | 1.4 | g |
不溶性 | 1.4 | g |
水溶性 | 0 | g |
食塩相当量 | 0.2 | g |