![あんこの練り直し](https://mame-ryoricho.com/wp-content/uploads/f9ebea8ebb23fa724158518bef136e31.jpg)
ゆるいあんこを硬くする方法(あんこの火取り/練り直し)
まんじゅう、大福、あんパンなどを作る際、あんこはある程度硬さがあるものを使った方が丸めやすく、生地で包むのも楽になります。
しかし市販のあんこは製品によって硬さが異なるため、中にはやわらかすぎて丸めるのに向いていない物もあります。
そういったあんこは一度火にかけて水分を飛ばし、硬さを調整してから使用するようにしましょう。
あんこの練り直しのやり方
写真では小豆こしあんを使用していますが、白あんなどその他のあんこでも手順は同じです。
ただし、手作りのつぶあんは小豆の粒がしっかり残っている分冷めた時に締まって硬くなりやすいので、その他のあんこより少しゆるめに仕上げるようにしましょう。
火にかける
鍋にあんこと水少量を入れて火にかけます。
水を加えるのはあんこだけだと焦げついたり、水分が飛び過ぎてしまうことがあるからです。
![水を加える](https://mame-ryoricho.com/wp-content/uploads/9d26ad028e33ca5b9aea9ea7d18e1505.jpg)
水分を飛ばす
焦げないように、絶えずヘラでかき混ぜながら加熱して水分を飛ばします。
![水分を飛ばす](https://mame-ryoricho.com/wp-content/uploads/b7f63a0d59b6ad33f979031e7e248c78.jpg)
硬さを確認する
あんこが硬くなってきたらヘラですくって落として硬さを確認してみましょう。
しっかりと角が立つ硬さになったら火を止めます。
あんこは冷めると少し硬くなるので、想像よりも少しゆるめに仕上げるのがポイントです。
![練り上がり](https://mame-ryoricho.com/wp-content/uploads/c9afc0a4ba1feb1a906b2438d6411304.jpg)
冷ます
ヘラですくってお皿やバットの上に取り出して冷まします。
ひとすくいずつ間隔をあけて並べ、素早く冷めるようにしましょう。
完全に冷めたら保存容器に移して冷蔵庫で保存します。
![冷却](https://mame-ryoricho.com/wp-content/uploads/01d21763f235081c6210a375ccef4a8b.jpg)
硬いあんこをゆるくするには?
硬いあんこをゆるくする場合も基本的な手順は同じです。
あんこを水といっしょに火にかけて練り直し、お好みの硬さになったら火を止めます。ゆるめのおしるこくらいの硬さが目安です。
あんこと水をただ混ぜるだけではダメなの?と思うかもしれませんが、一度加熱した方が水とあんこがよくなじんでキレイなとろみがつく上、衛生的で日持ちもします。