栗おはぎ・ぼたもち

エネルギー
114 kcal
糖質
24.5g
日持ち目安
常温当日中~翌日まで
冷凍保存:OK

(エネルギー・糖質は 小1個 当たり)

生栗をぜいたくに使った濃厚な栗あんのおはぎ。

ひとくち食べれば豊かな栗の風味が口いっぱいに広がります。

栗あんは作るのに時間がかかりますが、冷蔵庫で5日ほど保存が可能。
前日までに用意しておくとスムーズに作業が進められます。

材料

小10個分(または大5個分)

もち米1合
ひとつまみ
もち
生栗正味250g
(殻付きで約380g)
きび砂糖(または好みの砂糖)75g
(栗の30% 好みで加減)
0.8g
(栗の0.3%)
無調整豆乳125g
(栗の50%)
栗あん(約350g分)

比率

  • もち米 … 31g(大サイズ 62g)
  • あんこ … 30g(大サイズ 60g)

下ごしらえ

余裕があれば栗はあらかじめ追熟しておく。
栗を洗って水気を拭きとり、新聞紙で厚めに包んでチャック付きの袋に入れ、冷蔵庫で1ヶ月ほど寝かせる。

追熟の詳しいやり方はこちら

作り方

栗あんを作る

鍋に栗とかぶるくらいの水を入れ、ふたをして弱火で沸騰後30~40分茹でる。

茹で時間は栗の大きさによって変わり、大粒だと1時間以上かかる場合もあります。

味見して栗がやわらかくなっていたら火を止め、ふたをしたまま10分以上蒸らす。

栗を包丁で半分に切り、スプーンで中身を取り出す。

アレンジのヒント

舌触りのなめらかなあんこに仕上げたい場合は、茹でた栗をフードプロセッサーにかけるか、温かいうちに裏ごししてください。

鍋に栗あんの材料を入れて火にかける。ヘラでときどき栗を潰しつつ、たえず混ぜながら水分を飛ばす。

栗はあまり細かく潰さなくてOK。ごろごろとした塊が食感のアクセントになります。

ヘラですくって落とすと角がたつ固さになったら火を止め、バットやお皿に取り出して冷ます。

完全に冷めてから保存容器に移して、冷蔵庫で5日保存可能。

もち米を炊く

もち米は洗ってざるに上げ、30分置く。

もち米の炊き方は炊飯器によって異なります。下ごしらえの方法、水加減、炊飯モードなどはお手持ちの炊飯器の説明書もご確認ください。

もち米をざるに上げる

炊飯器の釜にもち米を入れ、おこわの1.1合くらいの目盛りまで水を注ぐ。
塩を加えて軽く混ぜ、もち米用のモードで炊飯する。

冷めてももち米が硬くならないように、通常より多めの水加減で炊きます。

栗あんの下ごしらえ

もち米を炊く間に栗あんの準備をする。
30gのあん玉を10個作っておく(大サイズの場合は60gのあん玉を5個)。

もち米が炊き上がったら、米粒が少しつぶれるまでしっかりとかき混ぜる。

米粒を少しつぶすことでもちもち感が増します。潰し加減は好みによって加減してください。

手に水をつけながらもち米を10等分(大サイズの場合は5等分)して丸める。

1個当たり約31g、大サイズの場合は約62g。

もちを等分する

仕上げ

手のひらにあんこをのせて平らに広げ、真ん中にもち米をのせる。

片方の手でもち米を軽く押しこみながら、もう片方の手であんこをのばし、あんこでもち米を包む。

底の方は少しもち米が見えていてもOK。

両手でやさしく転がして俵型に形を整える。

保存方法

  • ふた付きの容器に入れて冷暗所で保存。
    • 夏場は当日中、冬場は翌日までを目安に、傷みやすいのでなるべく早めに食べる。
  • 冷凍保存可能。
    • 冷蔵庫または冷暗所で解凍し、その日のうちに食べきる。

栄養成分

小1個 当たり

エネルギー 114 kcal
たんぱく質 2.1 g
脂質 0.6 g
糖質 24.5 g
食物繊維 1.5 g
不溶性食物繊維 1.4 g
水溶性食物繊維 0.1 g
食塩相当量 0.1 g